タウト熱人集団の基本概念

熱海市唯一の国指定重要文化財「旧日向家熱海別邸」の重要性はリニューアルすることでますます膨らみ、熱海国際観光温泉文化都市において重要な施設となります。
市民として開業前でのイベント活動、HPなどによる広報活動、重要文化財、健全な維持管理の検討、国を超えての国際的な交流活動などを市・市教育委員会との協働体制の下で活動していきます。
またこれらで培った体制、ノウハウ、実行力を基に、観光・文化・交流を一体化した概念のもとに、開館後の管理・運営の受託申請を行い、動態保存していくことで長きにわたり広く世の中に貢献していくことを目的とする。

*2019年~2022年3月まで保存大改修工事が行われ、休館となります。その期間を開業前の準備期間とし組織を整備し、体制を整え広報、盛り上げ活動していきます。

 旧日向家熱海別邸はブルーノ・タウトが日本に残した唯一現存する建物。設計したのはその一部の外から見ることもできない”幻の地下室”の内装デザインである。タウトは相模湾を望むこの無機質のコンクリートに、摩訶不思議なる諧調(ハーモニー)を施し、様々な独特のディテール(細密な仕掛け)を施し一つの有機体=「一粒の種」としてつくり上げた。
 「建築」を通して理想の世界を夢をみるブルーノ・タウトは、画家・作家・詩人で「ガラスの建築」で強いつながりを持つパウル・シェーアバルトに憧憬し「ユートピア建築」を求め続けた。その全体像は1985年に5章、30枚の絵図「アルプス建築」で明らかにされた。Ⅰ.クリスタルハウス、Ⅱ.山岳の建築、Ⅲ.アルプス建築、Ⅳ.地殻の建築、に続き最終Ⅴ章では星の建築へと広がる。宇宙は力強くエネルギッシュ、それらは渦を巻き星雲となって息づき鼓動する。 私たちは 熱海に息づく「一粒の種」に宇宙の鼓動を聴くとき タウトの情熱・意思そして夢の鼓動が同期! 共鳴! 深化! する。   ・・・ Tautism ∞抄  

タウト熱人集団のロゴマークについて

 タウトは、建築を通して、現実を超えた「ユートピア」の世界へと向かう。1917年「アルプス建築」を著した。その最終5章「星の建築」-世界の目-の中、28枚目にこの「星のシステム」が掲載され、球体!円環!車輪!と添え書きされている。
「多彩色の恒星系による幻想的な宇宙空間は、太陽の周りを回る宇宙であると同時に、巨大な目であり、生きている身体でもある。このモティーフもまたパウル・シェーアバルトからの引用である。彼の小説「レザベンディオ(=小遊星物語)」のこの部分だ。
「より多くを得ることかできるよう、より早く回転しなくてはならない。永遠の回転により興奮の境地へといたるのだ。前へ! 痛みを恐れるな! 死を恐れるな!球体! 無限のもの! 車輪よ! 輪よ! 軌道よ!」 (ブルーノ・タウト 桂離宮とユーオピア建築 より抜粋)

タウトは「熱い人」理想の姿を追い求めその世界は宇宙へと広がり、それを求めるエネルギーは際限がない。理想を求めての広がりは拘束のない自由!宇宙! それを動かすエネルギー!生命活動の喜びは留まることのない永遠の運動! 命の歓喜の源(エネルギー)を自然の法則のもとに美しい姿で表したタウトのこの一枚をタウト熱人集団のロゴマークとした。

旧日向家熱海別邸紹介ビデオ(15分)

保存会はNPO法人ライフ熱都⊃タウト熱人集団に移行しました。